1973-12-12 第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
○天池参考人 在庫の公開は、現在の状況でいいますと、政府はたくさんあるとこう言っておりますが、事実は売り惜しみなどの事実があるわけですから、ぜひこれは公開をしなければいけないと思いますし、やりようによって大いに可能である。その内容は、私が先ほど申し上げたとおりであります。 それから、原価のオープンの問題については、労働組合でも賃金が支払えるかどうかという場合に、経理をガラス張りにしろという要求をいたしますし
○天池参考人 在庫の公開は、現在の状況でいいますと、政府はたくさんあるとこう言っておりますが、事実は売り惜しみなどの事実があるわけですから、ぜひこれは公開をしなければいけないと思いますし、やりようによって大いに可能である。その内容は、私が先ほど申し上げたとおりであります。 それから、原価のオープンの問題については、労働組合でも賃金が支払えるかどうかという場合に、経理をガラス張りにしろという要求をいたしますし
○天池参考人 預金金利の引き上げが個人消費抑制の手段になるかということでありますが、基本的にはならないと思います。確かに一時的には、たとえば物価スライドで預金金利を上げるということになれば、一時的な効果はあるでありましょうけれども、しかしいまのような物価上昇にスライドして預金金利だけがどんどん上がっていくという状態で、それに伴う他のバランスがとれるかどうかという一つの問題があります。 それからもう
○天池参考人 同盟の天池です。 私は本法案に対しまして、一つは基本的な見解、二つは法案の内容にわたりまして具体的な見解、二つに分けて申し上げたいと思います。御承知のように最近資源の制約というものが予想以上早く表面化しつつある現状のもとにおきましては、これに伴って摩擦が発生をいたしております。どのような摩擦が発生をしているのか。一つは市場機能を通じる需給調整の混乱が生じており、二つ目は消費者の買い急
○天池参考人 物価問題は、国民の重要な関心事であります。しかし、その関心は、それぞれ立場が違っているわけでありまして、政策的な立場もあるでしょうし、あるいはみずから生活の犠牲を受ける、そういう立場もあるわけであります。われわれ労働者は、この物価上昇の犠牲を最もこうむる立場にある、こういう立場にあることを、まず皆さん方に御了承を願っておきたいと思います。 そして、現在の物価上昇の現象の中で特に土地の
○天池公述人 私は労働組合の立場から、この警察法の問題に関しましていささか意見を申し上げたいと思います。 労働組合運動の立場から、警察の行政に関する問題につきましては、きわめて重大な関心を持つておるのであります。私どもは戦後の労働組合運動につきまして、このような考え方を持ちました。戦前における労働組合運動というものが健全に育成しなかつたことは、時の警察の弾圧が非常にはげしく、本来労働組合の健全化のために